帝国劇場のB2に「宮崎ステーキハウス霧峰」と言うステーキ店がある。ここで食べたカレーライスが忘れられない。しっかりデミグラスソースを作っているのとついているスープの味がいい。
昼にカレーを頼もうとすると「売り切れです」と言われ続けている。
若い店員は「この店の売れ筋は①カレー②ハンバーグ③ステーキ―だという。「日本人はステーキよりもハンバーグが好きだ。カレーは圧倒的に売れる」「だったら注文の多い順に作る量を決め直せばいい」と言ったら「うちはステーキ店なのでそうはいかない」と。「頭が固いんだよ。カレーを増やしたら客の滞在時間は減るし儲かるぞ。簡単なことだ」。
何も店名を変える必要は無い。同じ名前でカレーの売上を10倍にすればいい。
即断即決の風土がない。折角霧峰の調理技術があるのに利益に結びつけられないでいる。王耕では考えられないことだ。