高齢社長の仕合わせな日々 410 | 2024年4月30日

鉄道収入%の1番少ない東急

 反対に%が1番多いのが京成だ。鉄道収入は安定収入として確保しつつ他分野の収入を増やすのが甲斐性というものだ。その点京成は芸がない。最近はディズニーランド株の放出の話まで出ている。

 基幹交通を握っている強味から土地開発、店舗、エンタメと生活全般に収入源を増やしていくのが鉄道会社の甲斐性だ。東急は渋谷エリアの開発、新宿歌舞伎町に巨大エンタメビルを作った。

 松竹は売上げの30%超を歌舞伎興行で占めると×としている。他分野で売上を増やすべきというのが松竹社の方針だからだ。でもなかなか増えない。

 王耕にしても耕はオフセット印刷からの脱却、王は超大量製箱への移行があるべき姿だ。ではどうするべきなのか。現実的課題として正面から取り組む価値がある。

 だからと言って眠らずに一晩中考える必要はない。アイデアで勝負だ。ふとした思いつきから壮大な売上品目を形成することは可能だ。例えば①奇抜なデザイン力②見本の高品質化ーを目指すのも面白い。社会の先端を行く意外性あるデザイン、製品と見間違うほどの豪華な見本をいとも簡単にお客様に提出する耕生産部―は実現不可能な話ではない。