高齢社長の仕合わせな日々 490 | 2024年9月12日

納品数プラスαは予備

 納品枚数が1000枚のPOPに20枚の予備を付けることを営業がお客様に約束したら「予備20枚」と書いた帯封をしてお客様に20枚を提出しなければならない。

 耕ではこの「予備」という言葉が統一用語として決めていなかった。人によっては「納本」「見本」という言葉で表現されてきた。加工課で作った「製品の余りはどういう扱いになるのか」。課員によってはすべての余り枚数を営業に渡していた。お客様に納める数が社内で確定していなかったのだ。恐ろしいことである 。

 そこで決められた納品数プラスαの納品物を「予備」と決めた。作業指示書に ①納品数1000枚 ②予備20枚と営業が記入するマスを作った。

 工場は作業指示書通りに予備20枚を帯封して「予備20枚」と帯封にサインペンで書けばいい。

 余ったものは加工課員が直ちに廃棄する。