高齢社長の仕合わせな日々 604 | 2025年3月27日

倒れているのか、寝ているのか

 3/26 検査結果を聞きに高輪病院に行ったら白人の老人がエントランスの壁際で倒れていた。奥さんが横でオロオロしていた。太った看護師が飛び出してきて大声で言った言葉だ。

 「倒れているのですか、寝ているのですか」

 私は横で見ていて「実に適切な問い掛けだ」と思った。私は立っているのが億劫になると目立たない所で床に寝てしまうことがある。見付けた人が「大丈夫ですか」と言ってきたら「ウルセイナ、あっち行け」。

 白人がどっちの理由で床に寝ているのか私には分からなかった。まずそれを確かめなくてはいけない。看護師の問いかけは適切だった。相手は白人老夫婦だから「言葉が通じないだろう」と思いながら私はニヤニヤしながら通り過ぎた。

 MRI 検査結果では「腰と背骨は異常なし。歩行困難の原因は分からない」と40代の整形外科医は言う。「このやぶが。見当違いのMRI検査などやりやがって」と思ったが私はグッとこらえて診察室を出た。