県境を越えての銀行の再編がニュース紙上でにぎわしているが実際の所、我々中小企業とあまり関係ない。あくまでお金を貸してくれるかどうかの問題で、個別具体的な問題でしか感想は述べられない。
1千万円の融資が直前でキャンセルになれば企業側は恨み骨髄だ。そんな思い出が途切れ途切れで中小企業にはトラウマのように残っている。
14年前段ボール製箱会社買収で4,000万円必要になった。この時みずほ銀行五反田支店に融資をお願いしたら800万円を保証協会に払うように言ってきた。金利の上乗せ分だ。
結局お支払いしたがこの時800万円は担保も十分にあり支払う必要はなかった。他行に頼む手はあった。銀行とは少しでも利息を多くとる商売だ。油断も隙もあったものではない。1点も気を抜いては付け込まれる。
みずほとは耕文社が港区三田に本社があった時からの付き合いだ。前身は勧業銀行三田支店→第一勧業→みずほと変遷した。今もみずほ五反田支店には決済をお願いしている。