高齢社長の仕合わせな日々 625 | 2025年5月1日

王子段ボール㈱発展のかたち

 1、買収を繰り返す 2、全国に広大な拠点をもって生産量を増やす―の2つだ。

 1の代表例がレンゴー㈱は過去15年で25社を買収してきた。これに続くのが㈱トーモクの4社だがそれ以下の大手、中堅会社はせいぜい1,2社の買収止まりだ。

 2の代表例が王子コンテナー㈱で全国に26の段ボール工場をもって拠点ごとの生産量を増やしている。さすが日本一の大地主・王子製紙㈱を親会社に持っているだけのことはある。

 では王子段ボール㈱はどの道を目指すか。結論を言えば、買収はしない。東京都足立区新田2-16-3の1,260㎡の本社工場1カ所でやって行く。

 ここでの生産量は段ボールシート面積にして5万㎡/日が限界だが、全国の外注さん(2025.5月現在150社)があふれた分を引き受けてくれる。

 売上は4月が5,286万円だった。生産した段ボールシート面積は2.2万㎡/日。生産キャパシティは5万㎡/日だからまだ2.3倍の売上にして月12,120万円の生産能力が有る。まだまだである。

 大企業の1、2に当てはまらない第3の道を行くつもりだ。