高齢社長の仕合わせな日々 664 | 2025年7月3日

名刺を2種出すのは愚

 7/1半蔵門で開かれたグルメ会で主催者が「初めての人も多いと思います。名刺の交換を全員とやってください」と言う。

 30人の参加者のうち6人が2種の名刺を出してきた。「これは副業です」「子会社です」「ボランティアでやっています」。挙句は「主人が自民党の市議をやっています」といって亭主の名刺を出してくる。

 その人の主業を言えば自己紹介は終わりだ。そんなに覚えきれるものではない。ご飯を食べている主業しか私の興味のあるものはない。

 こういう会で交換した名刺は、私は翌日ゴミ箱に捨ててしまう。私の商売に関係ないからだ。

 2種以上の名刺を出すことで焦点がぼやけてしまう。初対面で焦点をぼやかそうとする人と会話しても得るものは無い。