高齢社長の仕合わせな日々 824 | 2026年3月23日

不振会社も記事にする日刊工業新聞

 例えば塗料・用紙会社はマーケットの縮小で減収減益の苦境にある。ところが私の愛読紙である日刊工業新聞では苦境会社の社長の挽回策をインタビューしている。

 普通は「○○の改善を3年続けてやった結果、増益に転換できた」と言う風に過去形で小さな成果でも記事化されるが、日刊の場合は挽回策立案中の段階で社長インタビューを載せる。結果がどうなるか不明だ。

 たとえどんなに小さな試みでも「やった結果、△△の成果が出た」時に記事にすべきだと思う。

 「これからは近隣業界の有力会社をМ&Aをして行く」と社長が言っても実際М&Aが何件まとまるか、М&Aできたところから黒字が何社出せるのか不明だ。

 ㈱耕文社が王子段ボール㈱を黒字化できたのは、買収後8期目だった。その時の苦労を経験しているので私には「М&Aで解決していく」と抽象的表現では言えない。